【田舎ネタ】診てもらいたい病院がない

うちの息子氏はそんなに病気をしない。
そして病院に滅多なことで連れて行くことはない。
ただし、鼻血が一時期しょっちゅう出ていたのでそのときは耳鼻科へ何度も通院していたが。

 わたしの住む地域に耳鼻科はたった1件だけ。
なので近隣の市町からも患者が来るのだ。

おかげで午後1で行っても、1時間待ちなどはざらなのである。

耳鼻科は1時間待ちはまだマシなのだ。

問題は小児科。

息子氏がこれまで病院にかかることが少なかったこと、そして今年の3月までは徒歩圏内に小児科があった。

しかしそこは3月末で閉院。

市内の小児科は1件となってしまったのだ。

が、ここの小児科は朝8時に受付をしてもらっても診てもらえるのはお昼過ぎとか、とにかく待ち時間が長いらしい。

それに噂では物の言い方がキツいらしく、聞き返すと怒られるらしい。
さらに処方される薬も必要以上に多いとのこと。

昨年、旦那の実家近くに元々小児科担当の医師が僻地医療を支えるために赴任した病院がある。

往復1時間はかかるが、上記の小児科へ行かせるよりも遙かに効率がいいのだ。
それに不必要に多くの薬が処方されない。
元々薬が全く飲めなくて耳鼻科の先生に叱られたほど、息子氏は薬を飲まなかったこともあり、それを汲んで医師も不必要に薬の処方はしないのだ。
有り難い。

いくら家から近くても、待ち時間が長いと子どもも疲れるし、何よりも病気の子どもがうじゃうじゃといるのだ。

そこでまた何かしらの病気をもらってくる可能性も高い。
(総合病院へ連れて行ったら、即インフルエンザに罹ったことアリ)

それを思うと、旦那の実家近くまで通院させるほうが格段にいい。
えぇ、高齢者が多いので風邪よりも慢性疾患で通院している人が遙かに多いので、風邪など移される可能性が低いというのもある。

なので、近くの小児科より遠くの病院へ連れて行くと幼稚園のお母さん方に伝えたら、冬はムリだがそれ以外の季節は連れて行きたいと。

そりゃ、半日待たされるより2時間以内で帰ってこれるならそっちのほうがいいに決まっている。

幼稚園でもそうして少し距離はあるが、この先生はいいよと言いふらしている。
きっと子どもも安心して受診してくれるだろう。
息子氏もこの先生のおかげで、注射も怖がらずに受けてくれるようになった。
何かあればこの先生のところへ行くと自ら先生を指定するくらいとなっている。

そういう医師がもっと増えてくれればいいのにと切に願うのである。