【田舎ネタ】可能性を奪わない?

先日、仕事の際に聞いた話。

 

その方の息子さんがこちらに帰ってくるそう。

息子さんはかなり早い段階で親元を離れて生活をしていたようで、故郷で暮らすより他郷で過ごす時間が長かったそう。

 

故郷に戻ることを美徳とされているその方にはとても嬉しい話。

 

けれど、聞いていたわたしはなんか腑に落ちない。

仕事もちゃんと見つけて戻ってくるとのことなので、そこは脛かじりにはならない。

長年の離れて過ごしていたから、10代半ばから自立はできていたのだと。

 

うまく表現ができないけれど、彼の将来を思うと選択肢を狭めているのではないかな?

 

息子さんの意思とはいえ、なんか親の呪縛を一身に背負っている気がしてならない。

 

若い人が戻ってくることは、過疎に悩む町には朗報。

他人事だからいいといえばいいけれど、後悔のない選択であることを願いたい。

 

都会に住み続けたかったけど、お父さんがしつこく言うから帰ってきた。

なんていう理由だとなんだか気の毒な気がしてならない今日この頃です。